深草アキさんのページ

深草 アキ

Aki Fukakusa

秦琴奏者 深草アキさんのプロフィール

本名 深草 彰

1949年(昭和24年)愛知県に生まれる。

 ベース奏者として「ファー・イースト・ファミリーバンド」等で長く活躍していたが、’79年、街で偶然出会った中国の古楽器「秦琴」に魅せられ、試行錯誤の結果、独自の「音」の世界の構築を始める。

 秦琴の音色を重視した、オリジナル作品を数々生み出すと共に、NHK大河ドラマ『武田信玄』のタイトルバック、挿入曲を演奏。姫路城で行われた坂東玉三郎の舞台、『玉三郎 in HIMEJI』の音楽監督を担当、共演するなど、その独特の「音」を伝えてきた。

 更に、数々の賞に輝いたNHKドラマ「蔵」の音楽を担当する機会に恵まれて、秦琴の音を日本全国に響かせた。

深草 アキ

山梨県大月市小沢、長応寺山門にて

 又、海外からの誘いも多く、’94年バルセロナの音楽祭への参加、’97年、ノルウェー・オスロのレコード会社の要請で、アンネ・ヴァーダ(ノルウェーの女性トラッド・シンガー)とのコラヴォレーション・アルバム「黎明/Solrenning」を製作。(このアルバムは、ノルウェー、ロンドンを初め、ヨーロッパ各国で発売されている。)

 作曲家・音楽監督として「蔵」をはじめ、ドラマCM等、多くの作品を手掛ける。最近では、 ’97年秋に放映されたNHKドラマ「春燈」の音楽監督を担当。更に今年になって「櫂」の音楽も担当。

 代表作「蔵」、「星の大地」をはじめ、最新作「黎明/Solrenning」まで、これまでに7枚のアルバムをリリースしている。

 現在、全国各地でのコンサート活動を展開中。特に小沢「長応寺」の「送り火コンサート」は大評判となっている。

 

深草アキさん

 秦琴奏者 深草アキが目指してきたものは、聞く人を強くイマジネーションの世界へと引き込む『音空間』の創造であり、それは現代社会において、心に安らぎを与える音楽である。

 深草アキは偶然秦琴と出会ったが、当時、奏法・楽器に関する資料が見つからなかったため、弦の種類・調弦・奏法など、
すべてにわたり試行錯誤を繰り返し、また様々なエフェクターと組み合わせて、他に全く類を見ない深草アキ独自の音世界を確立した。

《写真は大月にて(00’4/28)》 

  深草アキさんの主な活動内容

1949年  愛知県に生まれる

1975年  「ファー・イースト・ファミリーバンド」に参加。1stアルバム『地球空洞説』を発表。このアルバムは、フォノグラム・インター
       ナショナルからリリースされ、ヨーロッパで発表された。

1982年  秦琴によるパフォーマンスを再開。

1986年  アルバム『秦琴』(ポリドール)を発表。 TBS【筑紫哲也のニュースジョッキー】のテーマソングを作曲、発表。

1988年  アルバム『星の大地』を(オーマガトキ=新星堂)を発表。 NHK大河ドラマ【武田信玄】のタイトルバック、挿入曲を演奏。

1989年  歌舞伎役者・坂東玉三郎が姫路城で行ったパフォーマンス上演「姫路市制100周年記念・坂東玉三郎 in HIMEJI」の
       音楽監督、作曲、演奏を担当。

1990年  「玉三郎 in HIMEJI」のライブアルバム『白鷺』(オーマガトキ=新星堂)を発表。

1991年  アルバム『絲夢−いとのゆめ』(ビクターエンターティメント)を発表。

1992年  《アンリツ》TV-CM挿入曲を作曲、演奏。  《サントリービール[冴」》TV-CM挿入曲を演奏。

1993年  TOKYO-FMホールでリサイタル。  山梨県大月市小沢の長応寺にて「送り火コンサート」を行う。
       「ズームイン朝!〜朝のポエム〜」に出演

1994年  日本歌曲を取り上げた意欲作、アルバム≪月の砂漠≫(オーマガトキ=新星堂)発表。

        スペイン・バルセロナ国際音楽フェスティバル“BAM”に参加。

1995年  宮尾登美子原作:NHK-BSドラマ【蔵】音楽監督を担当。  10月、アルバム『蔵』(オーマガトキ=新星堂)発表。

        11月、東京草月ホールにてコンサート『三世の旅人』を行う。

1996年  5月、NHK総合にて【蔵】が再放送され、秦琴の音色が広く世に知られることになる。

       6月、ドラマ【蔵】がATP賞グランプリを受賞。東京草月ホールにてコンサート『さらさら…』を行う。

       8月、NHK-BSドラマ【蔵】再々放送。 10月、東京・南青山マンダラにて、ライブ。

       12月、愛知県蟹江市「甘強酒蔵」にて、酒蔵コンサート。 愛知厚生年金会館にてコンサート。

1997年  2月、かつしかシンフォニーヒルズにて、ゲストに二胡奏者・賈 鵬芳を迎えてコンサート。

       4月、ノルウェーのシンガー‘アンナ・ヴェーダ’とのコラボレーションアルバムを、オスロにてレコーディング。

「秦琴」中国の民族楽器

 中国の民族楽器「秦琴」は、もう北方では造る職人はもとより、弾き手もすでにいなくなってしまったとのことです。
南方では現在もまだ演奏されているようで、タイやヴェトナムにもこれとよく似た楽器があることから、元来南方系
の楽器だったのかもしれません。  
 三味線と同じ三弦ですが、胴はすべて木でできており、棹にはフレットがあります。
 私は桐の胴のものを使っており、撥は使わずに自分の爪で弾いています。トラディショナルな曲や奏法ではなく
マイクで音を拾い、それに様々なエフェクターを使って、現代的な味付けを加えて演奏しており、自分なりの音の世界
を作ることができたら、と思っています。
 この世は音で満ちています。街の騒音、秋鳴く虫の声、花が咲くときの音、鳥のさえずり、子供の遊び声、心臓の音、
枯葉の落ちる音… そのような音に混じって、ひょっとしたらこの世の音以外の音が鳴っている事があるかも知れま
せんよ。  よく耳を澄ませて聞いてみてください。                            (深草アキ 談) 

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BGMはERIXIR(大竹邦夫)演奏ソル作曲「月光」

推奨音源はローランドSC88系、※無断転載禁止