お経のことば  

   

      @ 少水の魚の如し

 禅宗の月分行事に「三八念誦」というのがあります。

禅宗の修行道場の休日は、4のつく日と9のつく日、「しくにち」といいます。

その前の日が「三八(さんぱち)」で、一種の懺悔の儀式です。その儀式の中

で唱えられる言葉の中に上述の言葉が入っています。

 「大衆に申す、如来大師入般涅槃、今平成12年にして已に2486歳

を得たり、是の日已に過ぎぬれば命も亦随って減ず、少水の魚の如し、

斯に何の楽しみか有らん、衆等當に勤めて精進して頭燃を救うが如く…」

というような唱え事をします。この翌日が4・9日で、この日は朝の坐禅が

お休みで、洗濯をしたり、頭を剃ったり、お風呂に入ることができます。

 かつて宇宙に行った宇宙飛行士達が、宇宙から地球を見たとき、その

儚さを感じたといいます。りんごのワックスといいますけど、私たち人類を

始め、生物の住める宇宙空間は、地球をりんごの大きさに喩えると、その

外側にわずかについているワックスほどの空間しかないということです。

その僅かしかない大切な大気を、人類のエゴによって破壊しつづけて

来ました。 最近大気汚染ということが言われるようになってきました。

人類もようやく地球の生活空間の狭さに気づいてきたようです。

BGMはERIXIR’s [F.タルレガ作曲「マリエータ」]   

推奨音源はローランドSC88系 ※無断転載禁止

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